ダイエット中の停滞期はなぜおきる?

ダイエットをはじめてしばらくして体重が思うように落ちなくなってくることがあります。
これは気にしなくてもいいレベルの話で、ダイエットが順調に進んでいる証拠なのです。
今回はなんでこのような停滞期と呼ばれるものが存在するのか?
そしてどうしたら解消できるのかを解説していきます。
人類の進化の証ホメオスタシス機能
人類誕生から約6500万年が経過して、
ようやく狩りを覚えたのが260万年前のアフリカ大陸とされています。
それから植物を栽培したり動物を飼育して食物を安定的に得られるようになったのが、
約1~2万年前です。
つまり、
人類の歴史からしたら飽和するほど食料があり溢れている時代は、つい最近の話なんです。
ホメオスタシス機能を上手にごまかす方法
ホメオスタシス機能の開始時期は体重の5%が落ちた時とされています。
なのでひと月の減量体重は体重×5%以内にコントロールする。
ホルモンとストレスの影響
通常であれば2週間ほどで解消されますが、それ以上に長引く場合は以下のことが考えられます。
- 睡眠不足
- ストレス過多の状況下にある
睡眠不足ではレプチンという満腹中枢を刺激するホルモンを減らすグレリンというホルモンが過剰に分泌されるのでいつもより食べすぎたりしていまいます。
ストレス過多の方はストレスホルモンのコルチゾールという物質が脂肪の使用を妨げ筋肉を作る働きを妨げます。
ダイエット中は食事を制限している状態なのでストレス状況下にあるといえますね。
これらを解消するためには食事はよく噛んで、睡眠時間を多くとることが太りにくい体つくりを助けてくれます。
また、食前にガムを噛むことでレプチンを多く作れます。食事は一口に15回程度噛むことを目安にすると良いでしょう。
体重より見た目で判断する
先週から体重が落ちない!むしろ増えてしまった!
安心してください。
しっかりとダイエットに取り組んでいてもこのような事象はあります。
筋肉量が増え、筋肉内に保有できる水分量が増えただけです。
その分、体脂肪は消費されて体脂肪率は低下している
はずです。
大切なのは、継続すること。
体重も緩やかに増えたり減ったりしながら徐々に
痩せていくのです。
一朝一夕では引き締まったナイスプロポーションは
手に入りませんから。
コツコツと続けることが一番の近道ですよ。
まとめ
- ホメオスタシス機能をあざむくなら月に体重5%減が目安
- 良く眠り良く噛んでレプチンとグレリンをコントロールする
- 体重は気にしない、見た目で判断
- コツコツ継続する